
ケトジェニックについて考える人『ケトジェニックをしていると筋肉が落ちるって聞いたことがあるんだけど、本当かな?痩せたいけど筋肉は減らしたくないんだよな』
こんな疑問にお答えします。
ケトジェニックは炭水化物を減らしていくため、筋肉が減ってしまうのでは?と思っている方も多いと思います。
ケトジェニックに限らずダイエット中はエネルギーが不足している状態のため、筋肉が減りやすいのは事実です。しかし、実はしっかりと対策をすれば筋肉量をキープしながら脂肪だけを落としていくことは可能なんです。
筆者も実際にケトジェニックをメインに行っていますが、筋肉量はキープしながら脂肪を減らすことができています。
そこで本記事では、『ケトジェニックで筋肉量をキープしながら脂肪を減らす方法』について解説していきます。
この記事を最後まで読んだあなたは、筋肉量を減らすことなく脂肪だけを減らすことができるはずです。是非最後まで読んでみてください。
ケトジェニックで筋肉が落ちるのは本当?

ケトジェニックで筋肉が落ちやすいというのは本当なんです。しかしこれはケトジェニックに限ったことではなく、どのようなダイエット方法であっても同じです。
ダイエット中というのは、消費カロリーよりも摂取カロリーを抑えて体にエネルギー不足を起こすことによって脂肪を減らしていくのです。そのエネルギー不足の状態では体脂肪や筋肉を分解してエネルギーとして使おうとします。
そのため、筋肉が落ちてしまいやすいということなんです。
しかし、実際には長期間のダイエットを行っていれば筋肉は落ちてしまう可能性がありますが、筋肉というものはそう簡単には落ちません。
筋肉が減ってしまう理由を理解して、正しい食事・トレーニングを行えば筋肉量の維持は可能です。
ケトジェニックは体のサイズが縮んだように見える

ケトジェニックは炭水化物を制限しているため、筋肉にグリコーゲンが貯蔵されなくなっています。このグリコーゲンによって筋肉に水分が引き込まれて張りのある筋肉となるのですが、ケトジェニックによって筋肉から水分が抜けた状態になります。
これによって、筋肉がしぼんだように見えて体のサイズが一回り小さくなったように見えるんです。これは、一見すると筋肉量が減ってしまったように思いがちですが、実際には筋肉量が減ったわけではありません。
ケトジェニックで筋肉量を落とさずに脂肪を減らす方法
ケトジェニックで筋肉量を減らさずに脂肪だけを減らしていくために、以下の4点に気を付けましょう。
- 筋トレをする
- 糖質を取るタイミングに気を付ける
- タンパク質をしっかり摂取する
- 脂質をしっかり取る
詳しく解説していきます。
筋トレをする
ケトジェニックに限らず、ダイエット中はただでさえ筋肉を分解してエネルギーにしようとする働きが作用しています。
筋肉は使わなければ、減ってしまいますし使えば使っただけ増えるものです。
筋肉を分解しようとしている状態の時に、筋肉を全く使わないということは筋肉の減少を加速させてしまうことになってしまいます。
そのため、筋トレをして筋肉をしっかり使うことが筋肉量の維持に繋がるのです。
糖質を取るタイミングに気を付ける
筋肉を維持するためには、『筋トレ後に糖質を取る』ということが大切です。
ケトジェニックで糖質を制限しているといっても、多くの人が1日に茶碗1杯程度の白米は食べられるはずです。この炭水化物を摂取するタイミングを筋トレの後にするのです。
炭水化物を摂取した後というのは、血糖値が上がっている状態です。この状態で筋トレをしても効果が出にくくなってしまいます。
それに比べて筋トレの後というのは、グリコーゲンが不足して補給しようとしている状態となるため、その時に糖質を取ってもグリコーゲンの補給に使われるため、ケトーシス状態を保つことが可能です。
ですので、『糖質を取るのは筋トレの後』にしましょう。
脂質をしっかり取る
ケトジェニックというものは、糖質をエネルギーとして使っている体を脂質をエネルギーとする体にしていくダイエット方法です。そのため、脂質をしっかり取ることが大事です。
先ほども解説したように、体がエネルギー不足と感じてしまうと脂肪だけでなく筋肉も分解してエネルギーにしようという働きが作用します。
糖質だけでなく脂質まで制限してしまうと、完全にエネルギー不足となり筋肉の分解が進んでしまうんですね。
ですので、糖質を制限する代わりに脂質はしっかりと取るようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ケトジェニックに限らず、ダイエット中というのは筋肉が落ちやすい状態だということを認識しておくことが大切です。
ケトジェニック中に筋肉量を減らさないために気を付けるポイントは以下の4つ。
- 筋トレをする
- 糖質を取るタイミングに気を付ける
- タンパク質をしっかり摂取する
- 脂質をしっかり取る
これらの点に気を付けてケトジェニックを行えば、筋肉量をキープしつつ脂肪だけを落としていくことができるはずです。
是非、みなさんも試してみてください。
※正しいケトジェニックのやり方はこちらの記事↓
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