ケトジェニックダイエットにウインナーはおすすめ?食べすぎには気を付けよう

食事

ウインナーが食べれるか気になる人『ケトジェニックって脂質が高くて糖質が少ない食べ物を食べるんだよね?ということはウインナーとか良いんじゃないの?たんぱく質も多いし』

こんな疑問にお答えします。

ケトジェニックをやっていると、低糖質で脂質が高い食べ物を探すのって大変ですよね。最終的にウインナーや卵だけ食べてれば良いんじゃ?なんて考えてしまいがちですね。

しかし、実は同じ脂質でも積極的に食べるべき脂質と控えた方が良い脂質があるんです。

そこで本記事では『ケトジェニック中にウインナーはおすすめ?』という点について解説していきます。

ケトジェニックダイエット中にウインナーはおすすめできる?

ケトジェニックダイエットにおいて、ウインナーは『食べても良いけど食べすぎには注意』した方が良い食材です。

ウインナーの成分表は以下の通りとなります。

〈ウインナー1本20gあたり〉

  • カロリー:64㎉
  • たんぱく質:2.3g
  • 脂質:6.1g
  • 炭水化物:0.7g

栄養成分としては、ケトジェニックに何の問題も無いように見えますね。

ウインナーは飽和脂肪酸に注意

ウインナーは動物性脂肪の食品となるため『飽和脂肪酸』が多く含まれています。この飽和脂肪酸を多く取り過ぎると、血中の中性脂肪やコレステロールを増加させる作用があります。

そのためウインナーの摂り過ぎは肥満につながるおそれがあるため、適量の摂取を心がけましょう。

飽和脂肪酸は、炭素間に二重結合を持たない脂肪酸で、乳製品、肉などの動物性脂肪や、近年、我が国において使用量が増えているパーム油などの植物油脂に多く含まれています。これらも重要なエネルギー源ではありますが、飽和脂肪酸をとりすぎると、血中総コレステロールが増加し、心筋梗塞をはじめとする循環器疾患のリスクが増加することが予想されています。

食事摂取基準では、日本人が現在摂取している飽和脂肪酸の量の中央値をもとに、目標量の上限が設定されています。

引用:脂質の欠乏又はとりすぎによる健康影響│農林水産省

ケトジェニック中はなるべく不飽和脂肪酸を摂取しよう

ケトジェニック中は、脂質を多く取ってエネルギーとする必要がありますが、脂質の種類にも気を付けなければなりません。

飽和脂肪酸ばかり摂取するのではなく、青魚などに含まれている『不飽和脂肪酸』を積極的に摂取するようにしましょう。

脂肪の構成要素である脂肪酸のうち、植物や魚の脂に多く含まれるもの。
体内で合成できないため、摂取する必要がある必須脂肪酸はこれに含まれる。

脂肪を構成している要素である脂肪酸は、分子の構造的な違いから飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分類されますが、そのうち植物や魚の脂に多く含まれるものを不飽和脂肪酸といいます。飽和脂肪酸はおもに動物性の脂肪に含まれます。

引用:eヘルスネット│厚生労働省

ケトジェニック中のウインナーの食べ方

ケトジェニック中にウインナーは『取り過ぎには注意』ですが、食べてはいけないというわけではありません。食べる本数、食べ方に工夫をすることでより安心して食べることができます。

ケトジェニック中にウインナーは1日何本?

18歳以上の場合、一日に必要なエネルギー量のうち、動物性脂肪に多く含まれる「飽和脂肪酸」から摂ってよいエネルギーの目安は、7%まで。18~49歳の女性一食あたりの飽和脂肪酸の量は、5.2~5.3gに抑えることが望ましいです。

このことから、ウインナーは一食に3本(51g)までが目安となります。特にケトジェニックダイエット中は、食べ過ぎに注意してください。

ウインナーの調理方法は?

ケトジェニックダイエット中は、なるべくヘルシーに調理したいもの。油を使うと、余分に飽和脂肪酸を摂取してしまうことになります。

そのため、ケトジェニック中にウインナーは『茹でる』のがベストです。

まとめ

いかがでしたか?

『ケトジェニック中は高脂質で低糖質な食材』というイメージが強いですが、その脂質の種類にも気を付ける必要があるんですね。

青魚などに含まれている『不飽和脂肪酸』を積極的に摂取するように心がけましょう。

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