
ダイエット方法について考える人『ケトジェニックと糖質制限って何が違うんだろう?どっちも糖質を制限するんだよね?』
こんな疑問にお答えします。
『糖質制限』と『ケトジェニック』を同じように捉えている人もたくさんいますが、実は全く異なるダイエット方法なんです。
摂取できる糖質の量や、減量のスピードなど、それぞれ異なるためしっかり覚えておかないとダイエットが失敗してしまうかもしれません。
そこで、本記事では『糖質制限とケトジェニックの違い』について解説していきます。それぞれのメリット・デメリットについても解説しているので是非最後まで読んでみてください。
糖質制限とは?

糖質制限とは糖質を制限することで血糖値の上昇が少なくし、インスリンの分泌量が減ります。その結果、インスリンの働きは穏やかになりますので、脂肪がつきにくくなります。
さらに、活動エネルギーとして消費されずに余って脂肪に変わる糖質が少なくなるので太りにくくなるというダイエット方法のことです。
一般的な糖質制限では、1日の糖質摂取量を70~130g程度に抑えて生活することが推奨されています。
糖質制限のメリット
糖質制限ダイエットは、糖質を制限するだけで他の食事はこれまでと変えずに気軽に行えるダイエット方法です。
メリットとしては、
- 気軽に実践できる
- 効果が出やすい
- 空腹感をそれほど感じない
という点です。
糖質が多く含まれている食材を避けるだけのお手軽ダイエットで、効果も感じやすく、肉や魚など糖質以外のものはたくさん食べることができるため空腹感を感じにくい。
多くの人から好まれているのがわかりますね。
糖質制限のデメリット
数多くの人から好まれている糖質制限ダイエットですが、一方でデメリットも存在します。
デメリットは、
- 糖質の摂取量の加減が難しい
- リバウンドしやすい
- 便秘になりやすい
- 低血糖による体調不良
という点です。
糖質を70~130gに抑えるとは言っても、その加減が難しく多く取りすぎてしまったり、逆に糖質を取らな過ぎてしまうことがあります。
また、糖質を制限することによって炭水化物に含まれる食物繊維の不足による便秘や、低血糖による体調不良などが起こる場合があります。
そして、糖質制限はリバウンドをしやすいダイエット方法でもあります。
これは、糖質制限をして糖の処理能力が低下している時にダイエットを辞めて一気に糖質を取ってしまうことによるものです。
ケトジェニックとは?

糖質を制限することによってエネルギー源を糖からではなく、脂質(ケトン体)を原料にした代謝サイクルに変えるダイエット法のことを「ケトジェニックダイエット」といいます。
糖質制限ダイエットと違う点としては、糖質を限りなく抑える代わりに脂質を多く摂取することです。
一般的にケトジェニックダイエットでは、糖質を30~50g程度に抑える必要があります。
※ケトジェニックダイエットの糖質摂取量は人によって異なります。
ケトジェニックのメリット
ケトジェニックダイエットは、糖質をほぼ取らないと思って良いぐらいなので調整が簡単です。
メリットとしては、
- 短期間で効果が出やすい
- 脂肪が落ちやすい
- 空腹感を感じにくい
という点です。
糖質制限ダイエットに比べて短期間で効果が出やすく、脂肪をエネルギーとして使う体に変えていくため体脂肪が落ちやすいダイエット方法です。
上手くケトン体を生成出来るようになれば、体重はみるみる落ちていくことでしょう。
※ケトン体が上手く出ているかはこちらでチェックできます↓
ケトジェニックのデメリット
ケトジェニックは、糖質制限をする代わりに脂質を多く取るダイエット方法なのですが、この脂質を多く取るということが難しく感じる人もいます。
デメリットとしては、
- 脂質をしっかり取らないと体調不良に
- 食費が多くかかる
- 体臭が気になる
という点です。
炭水化物を摂取しない代わりに脂質を多く取るということは、当然食費もかかります。肉や魚などは炭水化物に比べて高価な食材が多いのでその分食費が多くかかると思ってください。
そして、糖質だけでなく脂質も制限してしまうと体がエネルギー不足となって頭痛や吐き気などの体調不良を起こす危険性もあります。そのため、脂質はしっかり取るように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
糖質制限とケトジェニックにはそれぞれのメリット・デメリットがあるんですね。
糖質制限は緩めにダイエットをしたい方、ケトジェニックは早く結果を出したい方向けと思っていただいて大丈夫です。
ダイエット初心者の方は、糖質制限から始めて慣れてきたらケトジェニックに挑戦してみることをおススメします。
やはりダイエットは『継続が大事』ですので、無理の無いような方法を選択して実践していきましょう。
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