ケトジェニック中に揚げ物が食べたい人『ケトジェニックって脂質をいっぱい取る必要があるよね。ということは揚げ物は食べても良いのかな?揚げ物ってなんか太りそうなんだけど』
こんな疑問にお答えします。
揚げ物ってダイエット中の方は躊躇してしまいますよね。しかし、ケトジェニック中は糖質を制限して、脂質を多く取らなければならないため、揚げ物は食べれるのでは?と思っている方も多いと思います。
そこで本記事では、『ケトジェニック中に揚げ物は食べれるの?』という点について解説していきます。
ケトジェニック中に揚げ物は食べて良い?
ケトジェニック中に揚げ物は、食べても良いものと食べるべきではないものが存在します。
揚げ物と一言に言っても、衣がしっかりついた揚げ物から衣をつけていない素揚げのものまで幅広く存在します。また、揚げ物の中身も肉だったり、芋や餅などを使っているものまで様々ありますね。
ケトジェニック中は、糖質を限りなく減らして代わりに脂質を多くとる必要があるため、大事なのは『糖質がどのくらい含まれているのか』ということです。
『揚げ物』と一括りにするのではなく、糖質の量を必ず確認するようにしましょう。
ケトジェニック中に食べても良い揚げ物
ケトジェニック中でも食べられる揚げ物(糖質量が許容範囲)をご紹介します。
- 唐揚げ(中1個):2.4g(66kcal)
- 海老フライ(1本):2.9g(67kcal)
- 海老天ぷら(1尾):4.5g(90kcal)
以上のように糖質が低い揚げ物は、『衣が薄くて、中身が肉や魚介類』という共通点があります。
もちろん、どの揚げ物も大きさや量によって糖質の量も変わってきますし、食べすぎてしまったら意味がありません。
あくまでも、1食あたり1~2個程度ならケトジェニック中でも食べられると思ってください。
ケトジェニック中には食べない方が良い揚げ物
ケトジェニック中には食べない方が良い揚げ物(1個で糖質の許容量を超えてしまう)をご紹介します。
- フライドポテト(Mサイズ):39.55g(320kcal)
- ハッシュドポテト(1枚):17.26g(151kcal)
- クリームコロッケ(1個):16.7g(238kcal)
- さつまいも天ぷら(1個):10.24g(81kcal)
以上の揚げ物の共通点は『衣が厚く、中身が芋などの炭水化物』という点です。
小麦粉は炭水化物なので、衣が厚ければそれだけ糖質量が高くなってしまいますし、中身に炭水化物を使用している揚げ物はそれだけで糖質量が増えてしまいます。
1日に1個だけ食べるぐらいで、他の食事で糖質を抑えれば食べられないことも無いですが、避けておいた方が無難でしょう。
ケトジェニック中は使用している油にも気を付けよう
ケトジェニック中は脂質を多く摂取する必要がありますが、使用している油にも体に油と悪い油があります。
飽和脂肪酸とは体に良くない油
飽和脂肪酸とは、肉の脂身や鶏皮、ベーコン、ソーセージ、バター、生クリーム、ラードなどの動物性脂肪に多く含まれます。これらの多量摂取はLDL(悪玉)コレステロールを増加させます。また、飽和脂肪酸を多く含む食品はコレステロールも多く含んでいることが多く、控えたい脂肪酸といえます。
例:肉・バター・牛乳・生クリーム
不飽和脂肪酸は積極的に取りたい油
不飽和脂肪酸は数種類あり、オメガ〇系もしくはn-〇系脂肪酸といった言葉で分類がされます。今回紹介するn-9・n-6・n-3系脂肪酸ともLDLコレステロールを増加させない作用があります。
例:青魚・オリーブオイル・キャノーラ油・あまに油・えごま油など
※肉や乳製品などの動物性油はどうしても避けられないものではありますが、積極的に青魚を摂取したり、食用油はオリーブなど植物性のものを使用するようにすることが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
揚げ物と一言にいっても、ケトジェニック中に食べられるものと食べるべきではないものが存在するんですね。
ケトジェニック中に大事なのは、
『含まれている糖質の量』です。
ケトジェニック中に食べられる揚げ物を探す際のポイントとしては、
- 衣が薄いものを選ぶ
- 揚げ物の中身が肉や魚など炭水化物ではないものを選ぶ
という点が大事です。
ケトジェニック中でも食べられる揚げ物があると、ダイエットをするのが少し楽になりますね。
みなさんも自分の摂取できる糖質の量と相談しながら食べられる揚げ物を探してみてください。
※ケトジェニックの正しいやり方はこちら↓
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