ケトジェニック中は食物繊維が大事って本当?取るべき理由と役割を解説

食事

ケトジェニック中の人『ケトジェニック中って食物繊維を取った方が良いって聞いたことあるけど、どうしてなんだろう?そもそも食物繊維って何から取ったらいいのかな?』

こんな疑問にお答えします。

結論から言うと、ケトジェニック中は食物繊維を積極的に取るべきです。しかし『なぜ食物繊維を取る必要があるの?』『食物繊維って何から取れば良いの?』と思っている方も多いと思います。

そこで、本記事では以下の点について解説していきたいと思います。

  • ケトジェニック中に食物繊維を取るべき理由
  • 食物繊維の役割
  • 食物繊維が取れる食材

ケトジェニック中に食物繊維が不足すると、ダイエットが上手くいかない原因となりますので是非最後までご覧ください。

ケトジェニック中は食物繊維が不足して便秘になりやすい

ケトジェニックは糖質を厳しく制限するダイエット方法です。糖質を抑えるために炭水化物を制限するのが一般的ですが、この炭水化物には食物繊維も含まれており、ケトジェニック中は食物繊維が不足してしまいがちになってしまいます。

食物繊維は便を排出しやすくする役割がある他に腸内環境を整える役割もあります。そのため、食物繊維が不足すると、腸内環境が悪化して便秘になりやすいというわけです。

食品の中には糖質が少なく食物繊維が豊富な炭水化物も存在しますので、ケトジェニック中はそのような食品を意識して食べるようにすると良いでしょう。

食物繊維の役割

主な食物繊維の役割は以下の2点です。

  • 便の体積を増やす(かさ増し)
  • 大腸内の環境を改善する腸内細菌に利用される

このように便秘を防ぐ役割があるのが食物繊維です。

※食物繊維とは、厚生労働省によって以下のように定義されています

食物繊維は「人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」と定義されています。[1]言い換えると、たんぱく質・脂質・炭水化物などは、消化管の中で消化酵素によって分解(消化)され、小腸から体の中に吸収されていきますが、食物繊維はこの消化酵素の作用を受けずに小腸を通過して、大腸まで達する成分です。

引用:eヘルスネット 厚生労働省

ケトジェニック中には、この食物繊維が不足しがちになりますので積極的に摂取するように心がけましょう。

ケトジェニック中におすすめな食物繊維が豊富な食品

食物繊維は、糖質と一緒に『炭水化物』とされている栄養素です。そのため、ケトジェニック中に食物繊維を取りたい場合には糖質量もチェックする必要があります。

そのため、今回は糖質が少なく食物繊維が豊富な食品をご紹介していきます。

ブロッコリー

ブロッコリーは100gあたりの糖質量が0.6g、食物繊維が4.4gとなっており、糖質が少なく食物繊維が豊富な食品と言えます。

そのため、ケトジェニック中にも積極的に食べたい食品となります。

椎茸

生のシイタケは100gあたりの糖質が0.7g、食物繊維が3.5gと低糖質で食物繊維が豊富な食品です。

さらにしいたけは、ビタミンDが豊富でたんぱく質の働きを活発化させてくれる役割もあります。そのため、ケトジェニックにおすすめの食品です。

納豆

納豆は100gあたり、糖質が5.4gで食物繊維が6.7gです。

納豆は1パックあたり45gほどなので、1パックあたりの糖質は2.4g、食物繊維が3gとなります。

さらに、納豆に含まれる納豆菌は生きたまま腸まで届くので、善玉菌を増やし消化を助ける働きもあるといわれており、便秘の改善にもつながるとされています。

まとめ

いかがでしたか?

ケトジェニックは、厳しい糖質制限を行うため食物繊維も不足してしまいがちなことから便秘になりやすいダイエット方法です。

この便秘を放っておくと、ダイエットが上手くいかない原因となってしまいます。

スムーズな便の排出や、腸内環境を整えるためにもケトジェニック中は食物繊維を意識して取ることが大事です。

みなさんも試してみてください。

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